HIFUとは

HIFUとは正式名称High Intensity Focused Ultrasoundの略で、日本語では「高密度焦点式超音波治療法」と呼ばれている治療法のこと。

皮膚の奥にある組織や筋膜に向けて超音波を当てることで、熱が発生し、その熱によって肌を引き締めて持ち上げる治療法です。

HIFUの大きな特徴は、肌の表面を傷つけることなく、内部にだけ熱を届けることができる点です。

皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」という3つの層からできており、皮下組織と顔の筋肉の間には、コラーゲンでできた「SMAS筋膜」という膜のような組織があります。このSMAS筋膜は、肌を内側から支える土台の役割を果たしています。

年齢を重ねると、このSMAS筋膜が緩んでしまい、肌をしっかり支えられなくなります。その結果、顔のたるみが目立ってくるようになります。

以前は、この深い部分にあるSMAS筋膜に働きかけるためには、皮膚を切開するようなフェイスリフト手術が必要でした。しかし、HIFUが登場したことで、メスを使わずに熱を直接この部分に届けることができるようになり、自然に顔を引き上げる効果が得ることができるようになったのです。

肌への負担が少なく、回復までの時間も短いため、たるみの原因にしっかりアプローチしながら、手軽にすっきりとしたフェイスラインにすることができます。

シワ・たるみを治療する「HIFU(ハイフ)」と「RF(ラジオ波)」の違い

シワ・たるみを改善する代表的な美容機器には「HIFU(ハイフ)」と「RF(高周波)」がありますが、それぞれ特徴が異なります。

① HIFU(ハイフ)

HIFU(High Intensity Focused Ultrasound)は、超音波のエネルギーを一点に集中させ、皮膚の深部(真皮や筋膜層など)にピンポイントで熱を加えます。虫眼鏡で太陽光を一点に集めて熱を出すイメージです。

特徴

  • 超音波エネルギーを用いるため、皮膚表面を傷つけず、皮下の深いところに作用する。
  • 皮膚のたるみを改善し、引き締め効果(リフトアップ)がある。
  • SMAS層(皮膚の土台となる筋膜)まで届き、フェイスラインの引き上げ効果が高い。

施術後の経過

  • 効果は施術後すぐに実感できることもあるが、1〜3ヶ月かけて徐々にコラーゲンが再生し、さらなる引き締め効果を実感する。
  • 効果の持続期間はおよそ半年〜1年程度。

② RF(ラジオ波)

RF(Radio Frequency)は電磁波の一種で、高周波とも呼ばれます。皮膚に熱を与えることで、コラーゲンを収縮させ、再生を促す方法です。肌の表層から中間層(真皮)付近をターゲットとします。

特徴

  • 高周波電流により皮膚内部にじんわりと熱を発生させる。
  • 皮膚の浅い層~中間層のコラーゲン生成を刺激し、小じわや肌のハリを改善する。
  • 肌表面から真皮層まで幅広く働くため、美肌効果も得られやすい。

施術後の経過

  • 施術直後から肌のハリやツヤを感じることが多く、定期的な施術(1ヶ月~数ヶ月に一度)で効果が維持できる。
  • 効果の持続期間はHIFUよりも短めで、定期的なメンテナンスが推奨される。

当院の「NEW DOUBLO(ニューダブロ)ならハイフとRFの同時照射で効果がよりアップします

当院の「NEW DOUBLO(ニューダブロ)」は、世界初の医療用HIFU(高密度焦点式超音波)とRF(高周波)の同時照射を実現した最新のフェイスリフトマシンです。

HIFU(高密度焦点式超音波)は、超音波エネルギーを一点に集中させ、皮膚の深部、特にSMAS層(表在性筋膜)に熱を加えることで、たるみの根本的な改善を期待できる治療法ですが、深部に照射するため、即時的な効果は得られず、数カ月かけて徐々に実感していく治療法でした。

しかし、NEWDOUBLOでは、RF(高周波)も同時照射することができます。RF(高周波)は、皮膚の浅い層に均一な熱エネルギーを与え、コラーゲン生成を促進し、肌のハリや弾力を向上させる、より即効性の高い治療。
これらを同時に照射することで、以下のような効果が期待できます

  • 即時的なリフトアップ効果:RF(高周波)の効果により、施術直後から引き締めを実感できます。
  • 長期的なコラーゲン生成:さらに、HIFU(ハイフ)の効果で数週間で新しいコラーゲンが生成され、皮膚の厚みや弾力が増し、リフトアップ効果が2〜3ヶ月後に最大となり、その効果は約半年以上持続します。
  • 美肌効果:RF(高周波)とHIFU(ハイフ)の相乗効果により、小じわの改善、肌の弾力アップ、ハリ・ツヤ感の向上、毛穴の引き締めなど、多岐にわたる美肌効果が期待できます。

HIFU(ハイフ)がオススメな方

当院のNEW DOUBLO(ニューダブロ)によるHIFU治療は、以下の方にはオススメです

  • 額のしわが気になる方
  • 顔全体の皮膚のたるみが気になる方
  • 顎下のたるみが気になる方
  • ほうれい線やマリオネットラインが気になる方
  • フェイスラインやほほのもたつきを改善したい方
  • 痛みやリスクの少ないリフトアップが受けたい方

HIFU(ハイフ)の注意点

手術なしでフェイスラインの引き締めによる小顔効果、ほうれい線や目元のたるみ改善を実感でき、ダウンタイムがほぼなく、当日からメイクや入浴も可能な施術ではありますが、以下の注意点があります。

  • 肌に熱エネルギーを照射する施術になるため、施術中もしくは施術後に、一時的な痛みを伴う場合があります。
  • HIFU(ハイフ)は肌の奥深くに熱を与える施術のため、肌の表面にも多少のダメージが及びます。その結果、赤みや腫れなどが生じる場合があります。特に、赤みが出やすい方の場合は高出力のHIFUを照射すると、赤みが数日続く可能性があります。
  • 最善の注意を払って、施術を行いますが、皮膚に熱を加える施術になるため、火傷になる可能性もあります。
  • HIFUを照射すると、むくみが生じる場合があります。時間が経つと解消するケースが多いので、特に心配はありません。
  • 妊娠中または授乳中の方、注入治療(ヒアルロン酸、ボトックス)を受けたばかりの方、皮膚悪性腫瘍の方、糖尿合併症を発症している方、心臓ペースメーカー等埋め込み型医療機器を体内に埋め込んでいる方、施術部位に強い炎症(例:アトピー、かぶれ等)がある方、心臓に疾患がある方、金属アレルギー(特に金及びステンレス)の方は施術をすることができません。

HIFUのよくあるご質問

Q.HIFUは痛いですか?

A: 痛みは個人差がありますが、麻酔なしで耐えられるくらい痛みは少ない治療になっています。出力の違いや皮膚の厚さによって痛みが変わってきます。痛みがお辛いは出力を調整し照射していきますのでご安心ください。

Q: 1回だけの施術でも効果は実感できますか?

A: 当院のNEW DOUBLOはRFも同時に照射するため、1回だけの照射でもすぐに効果を実感しやすい治療法になりますが、HIFUの効果は約1か月ほどかかり、その効果は3か月から6か月ほど続いていくと言われています。
しかし、1回だけで終わりにする場合は、効果が限定的になりますので、3-6か月に1回など継続して施術を受けていただくことをおススメします。

Q: ダウンタイムはどれくらいですか?

A: 施術直後は、赤み、腫れやむくみを感じることがありますが、数日間で落ち着くことがほとんどです。 また、 HIFUは肌に一時的なダメージを与えるため、施術後に肌のバリア機能が落ち、肌が乾燥しやすくなりますが、数日間で気にならなくなります。筋肉痛のようなチクチクとした痛みが出る方もいらっしゃいますが、ここちらも1週間程度で収まることがほとんどです。

Q: メイクはいつから可能ですか?

A: 施術直後よりメイクが可能となっております。

Q: 治療後、気をつけることはありますか?

A: 施術当日は、長時間の入浴やサウナ、激しい運動、飲酒は控えてください。 施術後1週間は肌が乾燥しやすく敏感な状態になるため、しっかりと保湿を行い、紫外線対策を徹底し、 肌をこすらないよう注意してください。ご不安な点がありましたら、遠慮なく担当スタッフ・医師までお伝えください。

施術料金(税抜き)

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