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イボ、水いぼ

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)

いぼの中で最もよく見られるタイプで、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因で起こります。

主な特徴

  • 指や足の裏、ひじ、ひざなどにできやすい
  • 表面がザラザラしており、押すと痛みを感じることがある
  • 周囲に小さないぼが増える(自己感染)ことも
  • 子どもから大人まで幅広く見られる

治療法

  • 液体窒素による凍結療法(保険診療)
    いぼを凍らせて壊死させる治療。通常、1〜2週間に1回の通院が必要です。

▶️ 放置すると増えたり他人にうつる可能性もあるため、早めの治療が大切です。

老人性疣贅(脂漏性角化症)

加齢に伴って出現する、良性の皮膚腫瘍です。
ウイルス性ではないため、感染することはありません。

主な特徴

  • 中高年以降に多く、顔・首・胸・背中などの皮膚に出る
  • 茶色〜黒色、表面がザラザラした隆起
  • 時にかゆみを伴うが、基本的に無症状
  • 紫外線や摩擦、遺伝的要因が関与していると考えられています

治療法

  • 液体窒素による凍結療法(保険診療)

▶️ 良性の皮膚腫瘍ではありますが、急に大きくなったり、形が不整なものは皮膚がんとの区別が必要なため、専門医の診察が重要です。

水いぼ

伝染性軟属腫ウイルスというウイルスによって引き起こされる、子どもに多く見られるいぼです。
「ウイルス」が皮膚の小さな傷などから入り込むことでできる、数ミリ程度の小さないぼです。
表面がツヤツヤしていて、真ん中が少し凹んでいるのが特徴です。
中にある白い芯(ウイルスのかたまり)が潰れて他の皮膚に触れると、そこからどんどん増えてしまいます。

主な特徴

  • 1〜5mm程度の丸くて光沢のあるいぼ
  • 胸、わき腹、腕、膝の裏などに多い
  • かゆみを伴うことがあり、掻いてしまうことで広がる
  • プールで感染すると思われがちですが、実際は肌と肌の接触による感染が主

治療法

当院では、すべての患者さまに同じ治療を強制することはありません。
親御さんのご意向とお子さまの肌状態に合わせて選択します。

専用のピンセットでの摘除

軽度の痛みがあるため、ご希望に応じて表面麻酔の処置を行います

よくある質問

Q1. いぼ(全般)は自分で取っても大丈夫ですか?

A1. 自分で取るのは絶対に避けてください。悪化したり、他の部位に広がることがあります。

Q2. いぼ(全般)はうつりますか?

A2. ウイルス性(尋常性疣贅・水いぼ)のいぼは接触によりうつる可能性があります。
  タオルやスリッパの共用は避けましょう。

Q3. 「いぼ」は何回くらい通えば治りますか?

A3. いぼの種類や大きさによりますが、液体窒素による治療は週1回で数回〜数ヶ月かかることがあります。

Q4. 「水いぼ」でプールには入ってもいいですか?

A4. ビート板や浮き輪、タオルの共有、あるいは肌と肌が直接触れ合うことで感染します。
  利用については、医師にご相談ください。

Q5. 「水いぼ」は自然に治ると聞いたのですが、本当ですか?

A5.半年から1年ほど(長いと2年)で免疫がつき、自然に消えることがほとんどです。
  ただし、その間に「かゆがって掻きむしり、全身に広がってしまう」「乾燥肌やアトピー体質で肌のバリアが弱く、爆発的に増えてしまう」という場合は、早めの治療が必要です。

Q6. 「水いぼ」で痛みの少ない治療はありますか?

A6. 水いぼの処置では表面麻酔を使って痛みを軽減する工夫をしています。
  お子さんでも受けやすいよう配慮しています。

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