動悸・ふらつき
動悸の原因
動悸とは、ドキドキしたり、脈が速くなったり、脈が飛ぶように感じたりする状態を指します。
原因は多岐にわたり、以下のようなものが考えられます。
- 不整脈
心臓の電気信号の異常により、脈が速くなったり、遅くなったり、不規則になったりします。
- 心不全
心臓のポンプ機能が低下し、全身に十分な血液を送ることができなくなる状態です。
- 甲状腺機能亢進症
甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、新陳代謝が異常に亢進する病気です。
- 貧血
血液中の赤血球やヘモグロビンが減少し、酸素が十分に運ばれなくなる状態です。
- 自律神経失調症
ストレスや疲労などによって、自律神経のバランスが崩れることで起こります。
- 不安やパニック障害
精神的なストレスや不安が、動悸を引き起こすことがあります。
- カフェインやアルコールの過剰摂取
これらの物質は、心臓を刺激し、動悸を引き起こすことがあります。
ふらつきの原因
ふらつきとは、体がグラグラしたり、平衡感覚が失われたりする状態を指します。
原因としては、以下のようなものが考えられます。
- 起立性低血圧
立ち上がった際に、血圧が急激に下がることで脳への血流が不足し、ふらつきが起こります。
- 脳貧血
脳への血流が一時的に不足することで、ふらつきやめまいが起こります。
- メニエール病
内耳の異常によって、めまいや難聴、耳鳴りが起こる病気です。
- 良性発作性頭位めまい症
特定の頭の位置をとることで、めまいが起こる病気です。
- 貧血
血液中の赤血球やヘモグロビンが減少し、酸素が十分に運ばれなくなる状態です。
- 脱水
体内の水分が不足することで、血圧が低下し、ふらつきが起こります。
- 薬の副作用
降圧剤や精神安定剤など、特定の薬の副作用でふらつきが起こることがあります。
動悸・ふらつきによって引き起こされる病気
動悸やふらつきは、以下のような病気のサインである可能性があります。
心房細動
心臓が規則正しく収縮しなくなる不整脈の一種です。
心室頻拍
心臓の心室が異常に速く収縮する不整脈の一種です。
心筋梗塞
心臓に血液を送る血管が詰まり、心臓の筋肉が壊死する病気です。
狭心症
心臓に血液を送る血管が狭くなり、胸の痛みや圧迫感が起こる病気です。
甲状腺機能亢進症
甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、新陳代謝が異常に亢進する病気です。
起立性調節障害
自律神経の機能異常により、立ち上がった際に血圧が低下し、ふらつきや立ちくらみが起こる病気です。
動悸・ふらつきの処置や治療法
動悸やふらつきの治療法は、原因によって異なります。
当院では、患者さまの症状や検査結果に基づいて、適切な治療法をご提案いたします。
薬物療法
不整脈や心不全、甲状腺機能亢進症などの病気が原因の場合は、それぞれの病気に適した薬を服用していただきます。
また、自律神経失調症や不安障害が原因の場合は、抗不安薬や自律神経調整薬などを使用することがあります。
生活習慣の改善
疲労やストレス、睡眠不足、カフェインやアルコールの過剰摂取などが原因の場合は、生活習慣の改善が重要です。
十分な睡眠をとり、バランスの取れた食事を心がけ、適度な運動を行いましょう。
また、ストレスを溜め込まないように、リラックスできる時間を持つことも大切です。
その他の治療法
原因によっては、カテーテルアブレーションやペースメーカーの植え込みなどの専門的な治療が必要になる場合があります。
当院では、必要に応じて連携病院をご紹介いたします。
当院の動悸・ふらつき診療について
当院では、患者さまの訴えをじっくりとお伺いし、丁寧な診察と必要な検査を通じて、動悸やふらつきの原因を特定します。
心電図検査、ホルター心電図検査、血液検査、甲状腺機能検査などを行い、総合的に判断します。
検査の結果、専門的な治療が必要と判断した場合は、連携病院へのご紹介もスムーズに行いますのでご安心ください。
