外傷(火傷・すり傷・切り傷)
外傷(火傷・すり傷・切り傷)によって引き起こされる病気
外傷は日常生活において発生しやすいものですが、外傷の種類や程度によっては、以下のような病気を引き起こす可能性があります。
- 感染症
傷口から細菌が侵入し、炎症や化膿を引き起こすことがあります。
- 瘢痕(はんこん)
傷が治った後に、ケロイド状の盛り上がりや色素沈着が残ることがあります。
- 神経損傷
深い切り傷の場合、神経が損傷し、感覚麻痺や運動障害が残ることがあります。
- 破傷風(はしょうふう)
土壌中の破傷風菌が傷口から侵入し、神経麻痺を引き起こすことがあります。
(適切なワクチン接種で予防可能です。)
傷の状態によっては、感染症予防のための抗菌薬や、破傷風ワクチンの接種が必要となる場合があります。
外傷(火傷・すり傷・切り傷)の処置や治療法
外傷の処置や治療法は、傷の種類や程度によって異なります。
以下に一般的な処置方法をご紹介します。
軽度の火傷の場合
- 流水で15分以上冷やす
患部を冷やすことで、炎症を抑え、痛みを和らげます。
- 清潔なガーゼで保護する
水疱(みずぶくれ)ができた場合は、無理に潰さずに、清潔なガーゼで保護してください。
- 市販の火傷用軟膏を塗布する
症状に応じて、市販の軟膏を使用するのも良いでしょう。
軽度のすり傷・切り傷の場合
- 流水で傷口を洗い流す
砂や泥などの異物を洗い流し、清潔な状態にします。
- 消毒液で消毒する
傷口を消毒し、細菌の繁殖を抑えます。
(消毒液の刺激が強い場合は、水道水で十分に洗い流してください。)
- 絆創膏やガーゼで保護する
傷口を保護し、感染を防ぎます。
重度の火傷・深い切り傷の場合
重度の火傷や深い切り傷の場合は、速やかに医療機関を受診してください。
当院では、以下のような治療を行います。
- 創傷処置:傷口の洗浄、消毒、異物除去など
- 縫合処置:深い切り傷の場合、傷口を縫い合わせます。
- 薬物療法:感染症予防のための抗菌薬や、痛み止めの処方
- 植皮手術:広範囲の火傷の場合、皮膚を移植する手術が必要となることがあります。(連携病院をご紹介いたします。)
また、傷の状態によっては、 specialized な治療が必要となるため、連携病院へのご紹介も行っておりますのでご安心ください。
外傷(火傷・すり傷・切り傷)についてのよくある質問
Q1. 火傷をした場合、すぐに病院に行くべきですか?
A1. 広範囲の火傷や、顔、手足、関節付近の火傷、化学物質による火傷の場合は、すぐに医療機関を受診してください。
水疱ができた場合は、自己判断で潰さずに、医療機関で適切な処置を受けてください。
Q2. すり傷や切り傷は、消毒しない方が良いのでしょうか?
A2. 以前は消毒が推奨されていましたが、近年では、水道水で十分に洗い流すだけでも十分という考え方もあります。
ただし、傷口に砂や泥などの異物が残っている場合や、化膿している場合は、消毒が必要です。
当院では、患者さまの傷の状態に合わせて、適切な消毒方法をご指導いたします。
Q3. 傷跡を目立たなくする方法はありますか?
A3. 傷跡の状態や体質によって、効果的な方法は異なります。
当院では、外用薬、内服薬、レーザー治療など、様々な治療法をご提案しております。
気になる方は、お気軽にご相談ください。
