新型コロナウイルス抗原検査(定性)について

抗原検査(定性)とは?

ウイルスが持つ固有のタンパク質(抗原)を検出する検査方法です。
ウイルスの遺伝子を直接検出するPCR検査に比べ、検出率は劣りますが、「少ない時間で結果が出る」「特別な機器がなくとも院内で検査ができる」ことが特徴です。

厚労省のガイドライン(COVID-19病原体検査の指針 第4版)によると、「発症当日~9日目の方については、陽性の場合、追加検査を必要とせず、確定診断として保健所に連絡する」ことになっています。

「陰性の場合でも追加の検査を必須とはしない」とありますが、抗原検査は偽陰性がどうしても多くなるため、臨床症状から疑わしい場合は追加でPCR検査をお勧めする場合があります。

なお無症状の方に対しては検査感度が低くなることが知られており、推奨されていませんので、PCR検査などで対応することになります。

従って、発症当日~9日目の方については検査費用は公費負担となります。(診察料などは別途かかります。)

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