今後ワクチン接種していることが前提となり、コロナを検出するのが難しい可能性も予測されています。その中で、
- 新型コロナかいち早く判断してほしい
- なるべく正確に新型コロナか白黒つけてほしい
- 旅行などに行く際に、陰性証明書を手軽に発行してほしい
などの要望にお応えして、当院でも新型コロナ感染症遺伝子検査(IDNOW™)を導入しました。
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IDNOW™による「新型コロナウイルス感染症遺伝子検査」とは?
PCRの原理を応用し、遺伝子検査をスピーディーにした機器が「IDNOW™」です。目的とした遺伝子を増幅し、新型コロナウイルスの有無を高い精度で検出します。
そんなIDNOW™の特徴としては以下の通りです。
- PCRと同等の検査能力をもっている:「遺伝子検査」として日本をはじめ世界各国で認可されています
- 非常に判定までがスピーディーである: 検査自体は陽性に最短5分、陰性でも13分で判定することができます。(操作に追加で時間がかかりますので、複数人される場合は結果を電話連絡させていただく場合があります)
- 海外渡航の陰性証明にも使用されている:検査の信頼性からアメリカ(ハワイ含む)や韓国などの渡航の際にIDNOW™を用いた検査でも陰性証明として使用されています(流動性を伴いますので、事前に各大使館の情報を確認してください)。
その他、IDNOW™に関する詳細はPCR検査と同等。IDNOWによる新型コロナ感染症遺伝子検査についてを参照して下さい。
IDNOW™の検査費用は?
IDNOW™による新型コロナ感染 遺伝子検査の費用は次の通りです。
症状のある場合・濃厚接触者 | 無料(公費でうけることが できます) |
症状のない場合 | 15000円(診察料・税込) |
* 症状のある場合は、事前連絡の上、発熱外来の受診をお願いします。(詳細はこちら)
* 症状のない場合、お電話の上で検査を受けつけます。
* 陰性証明書は別途「日本語3000円・英語5000円」かかります。(いずれも税込み)
自費の場合のIDNOW™検査の流れ
「旅行でIDNOWによる遺伝子検査を行いたい」という場合の流れとしては以下の通りとなります。
- 当院電話連絡にて日時を決定します。(検査時間は午前中9時30分~11時・午後15時~17時です)
- 来院後、遺伝子検査に関する同意書に記載していただきます。
- 遺伝子検査を行います: 鼻の奥から検体を採取します。
- 「証明書のお渡し」か「結果報告」:検査結果のお渡し時間は下記の通りです。
検査時間 | 証明書のお渡し時間 |
午前中:9時30分~11時 | 当日16時以降 |
午後:15時~16時30分 | 翌日10時以降 |
*火曜日・土曜日・祝日前日は翌日が休診日のため、午前中のみ受け付けております。
*証明書が必要でない場合、「証明書のお渡し時間」を目安にお電話で通知いたします。
*原則高校生以上が対象となります。
海外渡航でIDNOW™の「新型コロナウイルス感染症遺伝子検査」を利用する場合
- 遺伝子検査陰性証明は、一般的には検査実施から72時間有効となります。
- アメリカやハワイ・韓国など、一部の地域の海外渡航の際、陰性証明書として使用することができます。
- ただし、特定書類の用意や診断書の記載内容、各国の政府が指定する医療機関の有無ついては必ずご自身でご確認ください。
- 検査当日、当院でも細心の注意を払って対応いたしますが、後日、書類不備等で渡航不可が生じた場合、当院では責任を負いかねますのでご了承ください。(証明書は厚生労働省で統一された当院書式のものになります)
自費PCR検査での陰性証明書を発行されたい場合
新型コロナウイルス唾液PCR検査について【費用・結果までの時間・自費】を参照してください。