ピロリ菌とは
ピロリ菌の感染は⼦供のころに感染し、除菌しない限り胃の中に生存し続けると⾔われています。胃粘膜の中で⽣息する細菌で胃潰瘍や胃癌(感染してない⼈と⽐較して数倍から数十倍ほど発症しやすくなります)などの原因であることが知られています。また、⾎⼩板減少性紫斑病、リンパ腫など消化器病に関係のなさそうな病気の原因の⼀つとも考えられています。この菌が作り出すたんぱく質毒素が様々な病気をひきおこしていると考えられており、ピロリ菌感染している場合は除菌治療することが望まれます。
当院のピロリ菌検査と除菌治療
当院でもピロリ菌感染の有無を診断する検査(詳しくは下記の項でご確認ください)や除菌治療に加え、自費診療になりますが、1・2次除菌治療で除菌できなかった場合の3次除菌や抗生剤にアレルギーのある方に対しての除菌治療も行っております。
ピロリ菌検査費用
検査項目 | 料金(円)税込 | |||
---|---|---|---|---|
1割 | 2割 | 3割 | 自費 | |
ピロリ菌検査(ウレアーゼテスト) | 514 | 1,028 | 1,542 | 5,500 |
ピロリ菌検査(抗体:採血) | 259 | 518 | 777 | 3,500 |
ピロリ菌検査(呼気検査) | 492 | 984 | 1,476 | 6,500 |
当院で初診同日のピロリ検査を希望される方へ
- 検査前に診察が必要になります。
- 他院で胃カメラ検査を行ってない場合は、改めて当院で胃カメラ検査をしてからピロリ菌検査をしていただくか、自費診療になります。
- 尿素呼気検査および胃カメラ中に行うことができる迅速ウレアーゼテストは服薬中のお薬によっては検査できない場合があります。下記の薬剤をご確認後に診療のご予約をしてください。下記の薬剤を内服中の場合は血液検査によるピロリ菌抗体検査、便中ピロリ抗原検査、胃カメラによる生検法が可能です。
ピロリ菌検査と除菌の保険適⽤条件
- ⾎⼩板減少性紫斑病である。
- 内視鏡検査の所⾒で以下の疾患が認められた場合
- 慢性胃炎(萎縮性胃炎・⿃肌胃炎)
- 潰瘍
- 胃癌
- 胃MALTリンパ腫
当院で除菌された後の除菌確認検査の方へ
- 尿素呼気検査を行います(禁止薬剤内服中の場合、便中抗原検査を行います)
- 診療のご予約は不要です。
- ご来院時にピロリ菌検査⽬的で来院したことを必ず受付窓口にお伝えください。
1か⽉以内に内服しているとピロリ菌検査(尿素呼気検査、迅速ウレアーゼテスト)が受けられなくなる薬
⾷道炎や胃の薬
- タケキャブ(ボノプラザンフマル酸塩)
- ネキシウム(エソメプラゾール)
- タケプロン(ランソプラゾール)
- パリエット(ラベプラゾール)
- オメプラール(オメプラゾール)
- ガストローム(エカベトナトリウム)
抗⽣剤や除菌薬
- アモキシリン(サワシリン・ワイドシリン)
- クラリスロマイシン(クラリス・クラリシッド)
- メトロニタゾール(フラジール)
- ミノマイシン
- ランサップ
- ランプオンバック
ピロリ菌検査の種類(5種類)と特徴
胃カメラ挿⼊時に組織を採取して⾏う検査
- 迅速ウレアーゼテスト
- 検鏡法
- 培養(感度が低く時間がかかる)
胃カメラを挿⼊しなくてもできる検査
- 尿素呼気検査
- 便中ピロリ抗原検査
- ピロリ菌抗体検査(血液検査)
培養以外は感度が高いことが知られています。まれに偽陽性(ピロリ菌に感染していないのに陽性となってしまう)が疑われることがあるため、他の方法でピロリ菌検査を追加することがあります。
ピロリ菌を除菌した後も1年前後の間はピロリ菌抗体が陰性とならず陽性となる場合があります。